オープンソースとは、ソフトウェアに用いられるソースコードを誰でも使えるように公開していることを言います。
そして、そのオープンソースのソフトウェアのことをOSS(オープンソースソフトウェア)といいます。
オープンソースの基礎をもっとしっかり知りたい人はこちらをご参考ください→エンジニアなら知っておきたい!オープンソースの世界
オープンソースにすることによって、多くの人間が開発に携わることになり、その分開発スピードやバグなどの発見が迅速になるのが特徴です。
そのため、2020年では多くのソフトウェアなどでオープンソースという手法は使用されています。
無償で使用できるソフトウェアにフリーソフトウェアなどがありますが、OSSとは性質が違います。
フリーソフトウェアでは、ソースコードが公開されておらず、部分的に課金が必要となる場合もあるためです。
しかしながら、オープンソースソフトウェアの場合は、ソースコードが公開されており、原則的に課金は必要ないという特徴があります。
学校や企業などでオープンソースを導入する際のメリットとして、コストがかからないということが挙げられます。
簡単なツールなどであれば、オープンソースを使用することによって、費用や開発作業を免除できるので大きなメリットです。
また、拡張性が高いオープンソースは、用途に沿って使い方を変えるということもできます。
注意点としては、取り扱うのに一定のソースコードやオープンソースに対する知識が必要ということが挙げられます。
しかし、これらはすでにそれぞれのソフトウェアで最適化されている場合もあるので、必要ない場合もあるのが実情です。